よいはな取材レポ「大佐和花卉園のアンスリウム」

いつもよいはなをご利用いただき、ありがとうございます。


さて今回は、アンスリウムの取材で千葉県富津市の大佐和花卉園さんに伺ってまいりましたので、その様子をお届けしたいと思います♪




よいはな一行は、大田市場を早朝に出発。
車で2時間ほどの富津は、自然と海に囲まれたお魚がとっても美味しい地域です。
大佐和花卉園さんに到着すると、なんとすぐ隣にJR内房線が走っていました。
とっても絵になる風景ですね♪

そして、手作りの可愛らしい看板がお出迎えです♪
ワクワクしながら中に入ります!!

今回お話を伺った代表の平野圭祐さんのお父様は、なんと全国で初めてアンスリウムの切り花栽培を始めた第一人者!!

今でこそ、切り花のアンスリウムは一般的になっていますが、お父様の代ではとても珍しい注目の花として、市場でも扱われていたそうですよ。ちょっと今では想像できませんね。



南国生まれの、ちょっと変わった形をしたカラフルなお花、アンスリウム。

ところが、このアンスリウムはキズが付くと茶色く変色し、その部分がとても目立ってしまうお花です。

そのため、当時は摘み取ったアンスリウムの配送を業者に任せずに、平野さんのお父様が直接市場まで車で届けていたのだそうです。

そんな様子を見て育った息子の平野圭祐さんは、梱包方法について試行錯誤を重ねられたのですが、今でも自らトラックで市場に出向くことが多いそう。

大きな文字で書かれた「Anthurium」の文字が、インパクト大ですね。



平野さんはちょっとシャイな方ですが、「いろんな品種があるけど、うちで育てているアンスリウムは全部好き。」と率直に語ってくださいました。

きっと、わが子を育てているのと同じ気持ちなのでしょうね。


そのワイルドな見た目から、アンスリウムはとっても丈夫そうで育てるのも簡単そうに見えますが、実は出荷までにはとても長い年月を必要とします。


苗をオランダから輸入した後、半年かけて養生させてから植え付け、さらに3カ月してからようやく1本目の花が咲きます。

ひとつの株から咲く花は、年間でわずかに4本から6本のみ! そして5年ごとに株を入れ替えます。



ワンシーズンでたくさん切り取ったら別の花に切り替え、というわけにはいかないのですね。

しかもアンスリウムは長期間の加湿に弱く、陽が当たり過ぎるとだめで、冬も気温を維持しなければいけないという難しさがあります。


国内の切り花のアンスリウムの産地は、大佐和花卉園さんを含め3か所しかないそうですが、それも頷けますね。


大佐和花卉園さんでは、1本1本がより美しくに見えるように、出荷の前に手作業でぴかぴかに磨かれているそう。

さらに、一日に数百本と出荷する中で、茎の太さによってお水を入れるキャップの大きさを瞬時に見極めるなど、てきぱきと作業されるスタッフの方々の姿はプロそのものです。


今回は、そんな愛情たっぷりに育てられたフレッシュなアンスリウムを、大佐和花卉園さんからの産地直送でお届けいたします!


種類は2種類。レッド系のアンスリウムを入れたおまかせミックスと、ピンク系のアンスリウムを入れたおまかせミックスです。

お花だけでなく葉もセットで届くので、あしらいが楽しくなりそうですね♪


(こちらはピンク系のおまかせミックス)

さらに、大佐和花卉園さんのアンスリウムをギフトで利用したい!という方には、ブーケも2種類ご用意しています。


シックな色合いのヒマワリを合わせたブーケと、堀木園芸さんのバラを合わせたブーケです。


夏だからこそ楽しみたい、魅力たっぷりの大佐和花卉園さんのお花アンスリウムを、ぜひお楽しみください!



by よいはなフラワーデザイナー Nao


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