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今週の定期便は、春の人気のお花「アネモネ」をメインにお届しております。
アネモネはキンポウゲ科のお花で、シュウメイギクや春の野山で見かけるイチリンソウなどの仲間です。
ヨーロッパ南部から地中海東部沿岸地域にかけてが原産で、古くはギリシャ神話に登場し、ギリシャ語で「風」を意味する(anemos)という言葉が由来になっています。
こういった神話などに多く関わるアネモネは、その独特の魅力で人々を魅了してきました。
今回お届けした赤や白の他、紫やピンクなど、色も華やかで八重咲品種もあり、コーディネートの主役にもぴったりのお花ですね。
<アネモネ>
ところでアネモネには、光や温度に反応して、花(ガク)が開いたり閉じたりを繰り返すという特徴があります。
そのため直射日光が当たる窓辺などに飾ると、開いたまま温度が上がりお花が弱ってしまいます。アネモネは窓辺以外の涼しいところに飾ってあげてくださいね。
そして今週は、トキワガマズミも一緒にお届けしております。
<トキワガマズミ>
トキワガマズミハは、地中海沿岸のヨーロッパや北アフリカを原産とする常緑低木です。
日本の野山では落葉するのですが、本来は冬季でも葉が落ちない常緑性であるため、「トキワ(常盤=常緑)ガマズミ」と呼ばれています。
実はこの赤色のトキワガズミ、コバルトブルーに光る実が付く樹木「ビバーナム・ティナス」の和名です。実になった頃もキレイですが、今回お届けしたような赤い蕾の状態も、落ち着いた雰囲気でとっても素敵ですね。春には、白い星形の可愛らしいお花を咲かせます。
葉がしっかりと付いてボリュームがあるため、花束やアレンジメントを作る際のクッションとしての役割も果たしてくれます。
<青い実が美しい「ビバーナム・ティナス」>
トキワガマズミは枝物ですので、茎をハサミで縦に割るなどして、お水を吸い上げやすくしてあげるのがおススメですよ。
そして同じく赤い花材の、スカビオサの「テマリプリエルージュ」は、よいはなでもお馴染みのフラワーガーデン寺尾さんから届きました。
<スカビオサ テマリプリエルージュ>
とってもふんわり大きくて、まるでピンポンマムのようですね?!
こちらの品種は2021年にデビューした比較的新しい品種で、まさに手毬のようにコロコロしていて、つい触りたくなってしまいます。
スカビオサといえば繊細で可愛らしいお花というイメージですが、この品種はアレンジの主役にもなれそうですね。
といわけで、今週お届けしたお花たちはこちら
・アネモネ モナリザレッド 小櫃経済センター (千葉県君津市)
・アネモネ ホワイトブラックセンター JA信州諏訪(長野県諏訪市)
・チューリップ アバ 権正権正寺営農組合(富山県礪波市)
・スイートピー スカーレット JA尾鈴(宮崎県川南町 )
・スカビオサ テマリプリエルージュ フラワーガーデン寺尾(長崎県雲仙市 )
・カーネーション バビロン・パオレット (コロンビア)
・トキワガマズミ JAえひめ中央(愛媛県松山市)
今週のYou Tube動画はこちらからどうぞ♪
あわせてご覧になってくださいね。
また、定期便を新しく検討したい方はこちらへどうぞ。
みなさまのご自宅でのコーディネート、Instagramでの投稿お待ちしております。
#よいはな #yoihana @yoihana_flower
そして次回の定期便は・・・・「 ポピー 」をメインにお届けする予定です。
ぜひ、お楽しみに♪