5月16日発送の定期便テーマ「芍薬 バンカヒル!」

いつもよいはなをご利用いただき、ありがとうございます。

今週は先週に引き続き、芍薬をメインにお届けしております。




芍薬 バンカヒル





芍薬というお花については、前回のブログでご紹介をさせていただきました。

ぜひそちらも合わせてチェックしていただければと思いますが、今回は芍薬を綺麗に咲かせる方法について、アドバイスをさせていただきます。


よいはなでは昨年も芍薬をお取り扱いさせていただきましたが、残念ながら「芍薬が咲かなかった」といったお声もいただきました。


芍薬はいったん開花し始めると直ぐに満開になってしまうため、私たちは仕入れたばかりのつぼみの状態でお客様のもとへお届けするわけですが、そのすべてが綺麗に咲いてくれるかどうか?というのは、花屋にとっては毎年の心配事なのです。


芍薬のように大きく花びらの多いお花は、咲かせるまでにものすごく大きなエネルギーを必要とします。土に根を張った状態であれば心配ないのですが、根から切り離して切り花になった後は、お水の力や栄養材だけで頑張って咲いてもらうしかないため、開花率を上げるにはちょっとした工夫が必要になってきます。


まずは、芍薬が届いたら新鮮なお水の中で「水切り」をすること。

「水切り」についてはこれまでにも何度かご紹介しておりますが、茎の先を水につけた状態でカットすることです。

空中でなく水の中でカットしてあげることで、水を吸い上げやすくなるのですね。

また茎は斜めに切り、水を吸い上げる面が広くなるようにします。

その際、切れ味の良いハサミやナイフを使うこともポイントです。切れ味が悪いものを使うと、茎がつぶれてしまい水を吸い上げるのが難しくなってしまいます。


また、葉っぱがたくさん付いている場合には、上の数枚を残して取り除いてしまいましょう。

余計な葉がついていると、必要な水分が葉から蒸散して逃げてしまいます。


これは芍薬独特の方法ですが、お花の部分に蜜がたくさん付いているようでしたら、花びらが開きやすくなるように、濡れた布で優しくふき取ってあげるのも良いですね。



そして直射日光の当たらない涼しい場所に飾り、お水を常に新鮮に保ってあげることが重要です。お水に浸かっている部分の茎が茶色く変色してきたら、その部分は切り落としてしまいましょう。


この方法で、ぜひ美しく大きな芍薬の花を咲かせてみてくださいね!


というわけで、今週お届けしたお花はこちら。





・芍薬 バンカヒル 長野県中野市 JA中野市 ・レースフラワー ダウカスロビン 香川県三豊市 曽根園芸 ・バラ バーガンディアイス 茨城県結城市 須藤バラ園 ・ヒメリョウブ(コバノズイナ) 茨城県 尾吹嘉 ・スターフロックス 群馬県富岡市 みやび花園


スターフロックスは花型も色もいろいろです。

お客様ごとに色は異なりますが可愛らしい花姿を愛でてお楽しみくださいね。




みなさまのご自宅でのコーディネート、Instagramでの投稿お待ちしております♪

#よいはな  #yoihana @yoihana_flower



そして次回の定期便は・・・・「ハイブリットなスターチスで夏のプチスワッグ作り!」をテーマにお届けする予定です。

ぜひ、お楽しみに♪


By よいはなフラワーデザイナーNao



▼お花のつくり手さんによる芍薬の咲かせ方のご紹介!






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