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明後日3月8日は「ミモザの日」!ということで、ミモザをメインにお届しております♪
ミモザは、春を告げる花として古くからヨーロッパを中心に人気があり、特にフランスのニースでは毎年2月に「ミモザ祭り」が開催され、街中がミモザの黄金色に染まります。
またイタリアにおいても、2月から3月にかけてたくさんのミモザが咲き誇るため、1977年に制定された3月8日の「国際女性デー」のシンボルフラワーにもなっています。そのため、この日は「ミモザの日」とも呼ばれています。
「バレンタインデー」などは、恋人同士や夫婦間でプレゼントを贈り合うのですが、「ミモザの日」は職場の仲間やお店の常連客、お隣さんなど、男性から女性へとても気軽にプレゼントするのが特徴です。
ヨーロッパに住んでいたら、この日は予定が無くても外に出かけたくなりますね♪
太陽のように明るいミモザを飾ると、お部屋がぱっと明るくなります。
ミモザのフワフワを楽しめるのはほんの数日ですが、その後はドライフラワーにしてお楽しみください。
そして今日ミモザに合わせたのが、キンセンカです。
今週のキンセンカスノープリンセスは、花芯が黄色と茶色のもの、花弁の色もクリーム色から山吹色の色幅があります。
<キンセンカ スノープリンセス>
キンセンカは、寄せ植えのお花としてもお馴染みの、初春から初夏にかけて主にオレンジ色の花を咲かせるお花です。
もともとは、春のお彼岸など仏花に使われるイメージが強かったキンセンカですが、現在では品種改良が進み、今回お届けしたような明るいレモンイエローのようなお洒落なキンセンカも登場しています。
同じくカジュアルなイメージのあるミモザと合わせると、一層引き立って可愛いですね。
脇役で使われることが多くあまり目立たない存在のお花ですが、実は古代エジプトの時代からハーブとして親しまれてきました。キンセンカは別名カレンデュラと呼ばれ、美容オイルに加工したり、ハーブティーとして販売されています。
そして今回はちょっと変わり種のお花、グレビレアのスパイダーマンをお入れしています。
<グレビレア スパイダーマン>
見るからにアジア原産ではない見た目をしているこのお花は、はるばるイスラエルからやってきました。
茶色い蕾の状態が咲き進むと雌しべが出てきて、蜘蛛のように伸びてうねうねしてくるので、ちょっとグロテスク!
通好みのお花かもしれませんが…
とはいえ、色は落ち着いていて馴染みやすいため、今回のように同色系のお花と合わせると、違和感なく飾ることが出来ます。普段お花屋さんでこういったお花に手が伸びないという方も、楽しんいただけたら嬉しいです♪
続いてご紹介するのがネコヤナギです。
<ネコヤナギ>
ネコヤナギは日本にも自生しているので、みなさまに馴染みのある樹木でしょうか。
名前の由来は言わずもがな、柔らかい銀白色の毛が猫のしっぽを思わせるところからきています。
ネコヤナギは地方によって呼び方が異なり、「ニャンコノキ」「ネコノマクラ」「ネコネコ」なんて呼ぶところもあるそうです。また中には、犬や牛に例えて「イヌコロ」「ベコベコ」なんていう呼称も・・・・。もう、何でもありという感じですね!
いろいろな名前で呼ばれ、古くから日本人に愛されてきたネコヤナギ。
夏から秋にかけて緑から赤色へと色づき、年が明ける頃には芽が剥けてきます。芽が殻を被った状態でも、早く中を見たい時は薄くカッターで切れ目を入れることでフワフワが顔を出してくれますよ。
またネコヤナギは意外にも弾力があるため、茎をしならせることができます。
生けたい向きに合わなかったら、折らない程度に手で優しくしならせて楽しんでみてくださいね。
ということで、今回お届けした花は5品目です。
・ミモザ 銀葉アカシア 長作園 (千葉県南房総市)
・リモニウム キノゴールド JAやつしろ (熊本県八代市)
・キンセンカ スノープリンセス JA会津よつば( 福島県会津地方)
・グレベリア スパイダーマン ( イスラエル)
・柳 ネコヤナギ 鶴田 貴大 (茨城県)
定期便をこれから検討される方はこちら♪
みなさまのご自宅でのコーディネート、Instagramでの投稿お待ちしております。
#よいはな #yoihana @yoihana_flower
そして次回の定期便は・・・・「 ホワイトデー 」をテーマにお届けする予定です。
ぜひ、お楽しみに♪