今年もいよいよ残すところあと3週間となりました。
そろそろ、年末年始にお客様をお迎えする準備を始めていらっしゃる方も多いでしょう。
お正月の準備で欠かせないものが、しめ縄やお部屋に飾るお花です。
おには、常緑樹で寒い冬にも成長を続け 「不老長寿」の象徴とされる松や、「邪気を払う」と信じられてきたマム(菊)、「火災避け」の意味があるとされる南天といったものが縁起物として使用されてきました。
お正月のアレンジメントには、毎年使われるお花というのがある程度決まっているのですが、それには古くからの言い伝えや習わしといった、日本の伝統が根付いているからなのですね。
普段自宅にお花を飾らないという方も、こういった縁起物を飾ってお部屋を彩り、晴れやかな気持ちで年神さまをお迎えしてはいかがでしょうか。
カラーリングマムのお正月ギフト
さて、今年のよいはなのお正月ギフトの大注目は、カラーリングマムです。
カラーリングマムは、愛知県渥美半島で生産される、完全受注生産のマムのこと。
通常、お花屋さんで見かけるマムは固いつぼみの状態で出荷されるため、最後まで開花することなく枯れてしまったという経験がおありの方も多いでしょう。これでは、菊が一番美しい状態を見ることが出来ません・・・・。
しかしカラーリングマムは、しっかり開花するまで長期間農家さんが栽培し、一番の見ごろを迎えた状態になったところで、オリジナルカラーに手作業で染色されています。
長持ちするマムならではの工程ですが、つぼみのマムしかご覧になったことがない方は、「これはダリアではないの?」ととても驚かれます。
通常のマムよりも大変に手間がかかっているため、どうしても高額になってしまうのですが、こういった華やかな珍しいマムはお正月にぴったりのお花です。
今回は、アレンジメントや花束にしてご紹介しておりますので、ギフトにはもちろん、ぜひご自宅用でもお楽しみください。
カラーリングマムの取材レポートはこちら
カラーリングマムの取材動画はこちら
茨城県鹿嶋市の松
さらに今年はアレンジにお入する松も、厳選した産地さんのものを使用いたします。
よいはなでは、茨城県鹿嶋市の松農家である笠貫順一さんの畑を訪れ、松栽培の現場を取材させていただきました。
笠貫さんの広大な畑には、成長度合いによって選別を繰り返しながら1年生、2年生、3年生・・・と区別された松が整然と植えられています。
鹿嶋の松は葉がしっかりと引き締まり、上部が大きく開いて見ごたえがあるのが特徴とのこと。青い空にグリーンが鮮やかで、お花とはまた違った逞しさを感じます。
松は出荷までに5年ほどを要するのですが、大きく成長していく過程で、間引きをしたり下葉を取り除いたりと、意外にも細やかな作業が必要であることに驚かされます。
12月に入ると、市場では年に一度の「松市」も開催され、正月に向けて賑わいを見せるのですが、出荷の最盛期を控え、倉庫の中で出荷を待つ松の姿は圧巻です。
日本のお正月に欠かせない松を、皆さまもご家庭でお楽しみいただき、美しい緑から強い生命力を感じてください。
お正月商品には、数量限定販売のものもございます。
ご注文は12月22日までの受付となりますので、是非お早目のご注文をお願いいたします。
笠貫さんの取材動画はこちら▽
2022年 【よいはなお正月ギフト】