2023年最初のよいはな取材は、エアリーフローラ!
エアリーフローラとは、石川県のオリジナル品種のフリージアです。
新年の空気感がまだ残る1月上旬にお伺いしたところ、
なんと圃場に生えているのは、ネギ?!ニラ???
ではなくて、蕾が生え始めたばかりのフリージアたち。
私のイメージするエアリーフローラは光に透けるパステルの色合いは繊細でスイート…だったのですが。
全面ミドリ色…。
まだまだ寒い1月。
そりゃ~、葉っぱばっかりのわけです。
でも、ハウス内は春のようにあたたかで、フリージアたちがまっすぐ背筋を伸ばした姿がなんともお行儀よくて可愛らしく見えてきました。
今回、取材にお伺いしたのは、
エアリーフローラ振興会 会長北佳浩さんの野々市のエアリーフローラの圃場です。北さんの圃場で本格的に出荷がスタートするのは2月後半から。
エアリーフローラ振興会 会長北佳浩さん
よいはなでは石川県全般のエアリーフローラを扱いますが、2月後半からは北さんのつくるフリージアをお願いしております。
ぜひみなさんに可愛らしいカラフルなフリージアをお届けしたく、ご用意いたしました。
ふたつぎのオススメはエアリーフローラらしい色を楽しむ、3~5色入ったミックス。
生産者さんが自信をもってお勧めする白の大輪八重咲きで驚愕の大きさエアリーシルク。
そのほか、オレンジやピンクの単色でもご用意しております。
ぜひお手元でカラフルでウキウキしてしまう華やかさと香りのよさを楽しんでみていただきたいです。
エアリーフローラ購入ページはこちら
私はぼんやりと花の生産者さんは、花生産のみでそれ以外はあまりつくらないのかと思っていたら、そうでもないようで。
お花をつくる生産者さんの方々は、じつはお米を作る米農家さんでもいらっしゃったりします。
北さんやエアリーフローラの花の生産者さんでもあり、米農家さんなのです。
単作地帯では、米の収穫を終えた冬季が農閑期にあたり、一部の農家では副業収入として都会へ出稼ぎに行くことが良く知られていますが、その農閑期も農作物をつくることで安定した収入を得られるよう農家さんたちは工夫して生活されています。
フリージアは秋植え球根です。米の収穫が終わる頃から農作業がスタートして、米の苗をつくり始める頃には、フリージアの出荷が終了するというタイミングピッタリの作物なのですね。
北さんは、フリージア以外にも花屋さんが欲しがる内緒のあいつとか、小菊・シャクヤク・ユーカリ・スナップエンドウなどをつくっているそうですよ。
日本海側で雪の多い地域の石川県内で50名ほどがつくっているエアリーフローラは、寒い地方ゆえの悩みも尽きず。
大寒波が来ると思ったようなタイミングでの開花調整がしにくい。輸送が止まってしまったり…いろいろと悩ましいことが多い様子。
どんな仕事もそのような側面はありますが、天気とにらめっこの生産者さんはやはり一筋縄ではいかないお仕事と実感しながら、生産者さん方の偉大さを感じてしまうのでした。
話は変わりますが、エアリーフローラは初めて出合った時、
販促物が可愛らしくてデザインの良さに驚きました。
お客様へお渡しするパンフレットやポスターなどまで、やさしい色味のデザインで手に取りやすいサイズ、フリージアと言えば黄色か白のイメージを覆すカラフルなラインナップ。
今までのお花の宣伝にはあまり見かけない、心くすぐるセンスがキラリと光っています。パンフレットはこちらのサイトから見られます。
いしかわ百万石食鑑
https://ishikawafood.com/foods/227/
エアリーフローラのお届けには、パンフレットも同梱いたしておりますので、お花と合わせてお楽しみくださいね。
エアリーシルクのつぼみ
固めの蕾も温かいお部屋に置くと数日後には、しっかり咲いてくれるのがフリージアの良さ。たくましいお花ですよね。
そのたくましさとは裏腹に、フローラルな香りの春の花の代表選手でもあります。
長持ちのお花をより長く保つコツを北さんに教えていただきました。
*フリージアのお手入れ
水揚げ方法は水切り。切花栄養剤を使用した方が先端のつぼみまでしっかり咲いてくれます。
茎に近い方から咲いていきます。花が終わり閉じてきたら、額を残して花のみ取り除きましょう。終わった花をそのままにしていると全体が早く咲ききって終わってしまいます。
水替えの際は、花瓶を洗ってきれいにして、切り戻しもお忘れなく。
フリージアのシーズン2~3月は、卒業や入学シーズンでもあります。
そんなおめでたい門出にを迎える方に贈るのにぴったりのエアリーフローラを入れたギフト商品4種類をご用意しています。
エアリーフローラのキャッチフレーズは、『旅立ちを祝う花』、花言葉は『希望』です。
石川県のフリージア エアリーフローラを
ぜひお手元で愛でて香って幸せな気持ちに浸っていただけますように…
YouTubeでインタビューの様子やインスタライブでの配信もお楽しみいただけます。
よいはな取材チーム
ふたつぎ