グリーンアナベルとアンティークアジサイ特集

いつもよいはなをご利用いただき、ありがとうございます。

よいはなは昨日までお盆休みを頂いておりました。お休み中にご注文を下さった皆さま、ありがとうございます。

市場に仕入れに来ているお花屋さんたちは、まだどこかお休みモード?な感じでのんびり調子ですが、よいはなは本日からまた元気いっぱいに頑張ってまいりますので、よろしくお願いいたします!


さて今年も、グリーンアナベルとアンティークアジサイの季節がやってまいりました。

楽しみに待っていてくださった皆さま、お待たせいたしました♪


グリーンアナベルは群馬県片品村から、そしてアンティークアジサイはアキバナーセリーさんからお届けいたします。



グリーンアナベル

アンティークアジサイ

シンプルに花瓶に飾るだけでオシャレに季節感を味わえて、さらにはドライフラワーにも最適ということで、どちらもとっても人気のお花ですね。

リースやスワッグに仕立てて飾り、ドライになっていく様子を見るのも楽しみ方の一つです。


ところで、アナベルとアジサイはとてもよく似ていますが、どんな違いがあるのでしょうか?

皆さまお分かりになりますか・・・・?


まず「アジサイ」とは一般的に、アジサイ科アジサイ属の植物の総称です。


そのアジサイ属のなかで、日本原産であるガクアジサイの変種として生まれたのが、私たち日本人が一般的にアジサイと呼ぶ「本アジサイ」で、一方アメリカ原産の「アメリカノリノキ」を品種改良したものがアナベルです。


つまりアナベルも、そして私たちに馴染みのある本アジサイも、アジサイの中の一つの品種なのですね。

ちなみに、本アジサイやアナベルの他に、ヤマアジサイなどの品種があります。



アメリカノリノキの野生種は、花びらに見える小さな装飾花がまばらな額縁状につくため、観賞価値の高いアジサイではないそうです。そのため、オランダに持ち込まれて園芸品種「アナベル(別名アメリカアジサイ)」が生まれたとのこと。





私たちに馴染みのある本アジサイに比べて、アナベルにちょっと洋風?な雰囲気があるのは、“親”がアメリカ生まれだからなのでしょうね。


アナベルは、成長の過程で白からグリーンへと色を変化させるのですが、特に白いフレッシュな状態では本アジサイにとても良く似ています。そこで見分け方をまとめてみました。


<アナベルの特徴>


装飾花と呼ばれるガクの部分が薄く、小さい

装飾花がこんもりと球状に密集している

葉に光沢がない

白、またはピンクがほとんど。


<本アジサイの特徴>


装飾花が厚く、大きい

装飾花の色が濃く、バリエーションが豊か。

葉に光沢がある



お届けするグリーンアナベルは、初夏のものを切らずに熟成させたものです。


グリーンアナベルは、水に活けた状態でも1週間もするとすぐに水分がなくなり、ドライになります。

ドライになった後も、半年から1年程度はあまり変化が起こらず美しさを保ちますが、お届け時からみずみずしさはありませんので、ご購入の際は、その点だけお気を付けくださいね。


そしてアンティークアジサイも、初夏に咲く花を刈り取らずに熟成させたアジサイです。





もちろん、すべての本アジサイが丁度良い塩梅に秋色に変わるわけではないので、より美しく色が変わっていくように品種改良されたものが、栽培されているそうです。


アンティークアジサイは色合いに個体差が大きく、二つとして同じものが無いのが大きな魅力ですね。水彩画が趣味の方は、思わず筆を手に取りたくなるのではないでしょうか。

アナベルと違ってガクが大きいため、押し花にしても素敵ですね♪



皆さまは、アナベルとアンティークアジサイ、どちらがお好きでしょうか?


秋に向けて、ぜひ皆さまのご自宅にも飾ってみてくださいね。



by よいはなフラワーデザイナー Nao

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