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さて今回の特集は、ハイブリット・スターチスです♪
スターチスというと、以前はお盆やお彼岸などの仏花には欠かせないお花、というイメージがありました。
しかしここ数年は、街のお洒落なお花屋さんやブライダル業界など大人気で、新しい品種も続々と登場しているのです。
ハイブリット・スターチス
色がとても鮮やかで、小さいお花が可愛らしいですよね!そのうえ、扱いも簡単でドライフラワーにも出来るのですから、人気が出るのも頷けます♪
とはいえ、「スターチス」と聞くとこちらのスターチスを思い浮かべる方も多いはず。
スターチス「ユーラベンダー」
こちらは、花びらに見えるガクの部分がとても大きいですよね。横並びに花が付くのが特徴で、このタイプを “スターチス・シヌアータ” と呼びます。
スターチスは、和名では「ハナハマサジ(花浜匙)」と呼ぶのですが、これは、スターチスが元々海辺近くで生息していた花で、花の形がサジ(スプーン)に似ているため、「海辺のサジ」という意味だそうです。確かに、スプーンのようにも見えますよね?!
一方で、先ほどのように小さな花を大きく枝分かれしてたくさん咲かせるものは “ハイブリット・スターチス” と呼ばれており、その名の通り、2種類以上の品種を掛け合わせて生まれたスターチスになります。
なぜ、こういった掛け合わせが行われるのでしょうか・・・・?
実はスターチスは品種によって、「一年に数回花を咲かせてくれるが暑さに弱い」とか、「一年に一度しか咲かないが暑さに強い」など、それぞれに長所と短所があります。
そこで、数品種を掛けあわせて開発することで、「一年に数回花を咲かせ、暑さに強い」といった “いいとこ取り” の最強品種が生まれるというわけなのです。色のバリエーションが豊富なところも、ハイブリットのスターチスならでは。
そのため、現在では一年を通して様々なスターチスを手に入れることが出来るようになりました。
今回よいはなでは、夏に入り旬を迎えたたくさんのハイブリット・スターチスの中から、6品種を厳選してご紹介しております。
数日のみ限定公開の品種もございますので、ぜひチェックしてくださいね!
ピンク色の花を咲かせる、八重咲のフワフワ品種「きゃめる」
そして、せっかくですからお客様にもスワッグ作りを楽しんでいただきたい・・・ということで、スターチスのスワッグキッドもご用意しております♪
「スワッグを作ってみたいけれど、材料揃えるのはなかなか骨が折れるなぁ・・・」という方、リボンなども同封しておりますので、束ねて吊るすだけ!の楽チンセットです。
夏向けに、爽やかな青紫系とイエロー系のスターチスでご用意しております!
ぜひ、玄関やリビングに飾って楽しんでくださいね。
by よいはなフラワーデザイナー Nao