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先日、よいはなでは宮城県のバラ農家、梶農園さんに取材に行ってまいりました。
梶農園さんは、夏でも涼しいバラの栽培に適した宮城県名取市で、16棟のハウスを構えていらっしゃいます。
ハウスに入ると、ものすごいバラの香り!!思わずテンションが上がってしまいます。
スタッフの方の花摘みの様子
梶農園の丹野岳洋さんは、ご家族と8名のスタッフで40種類ものバラを出荷されていらっしゃいます。時には娘さんたちもお手伝いをしてくださるそうで、とっても仲の良いご家族ですね♪
一年を通して、とても忙しく作業をされていらっしゃるそうです。
お話を伺った丹野岳洋さん
気候に恵まれている地域とはいえ、真夏の夜はやはり気温は上がり、冬はとても寒くなるため、ハウスごとに細かく温度調節を行い、さらに空気循環を行うことで湿度管理も徹底しているそう。
近頃は燃料費や肥料代が高騰していることもありご苦労も多いとのことですが、梶農園さんのバラはとっても品質がよく、最後までしっかり咲き切ると評判が良いのが特徴です。
丹野さんは、奥様や女性スタッフ陣の意見を訊きながら、珍しい品種にも取り組んでいらっしゃいます。「自分が一人で選定したら外しちゃう。女性と男性では感性が違うみたい(笑)」と楽しそうにお話をしてくださいました。
今回は、この梶農園さん自慢のバラから、珍しい2品種をお届けいたします。
まずは、2020年に作出されたバラ、「ブルーグラビティ」です。
見てください、このなんともいえないシックなアンティークカラー!!
グレー味を帯びた青藤色をしていて、数ある青バラの中でも、もっとも青に近いバラのひとつと評されています。
外側の花弁だけが微かにグリーンで、何とも言えない魅惑的な雰囲気です。私も自宅に飾っているのですが、なぜか昼間よりも夕方や夜の薄暗い時の方が美しく思える、不思議なバラです。
香りは優しいティーの微香で、近くに置いておくとさり気なく漂ってきて、とってもいい感じ。
そして次は、「メアリー・レノックス」です。
こちらは昨年に作出されたばかりの新品種で、ロゼット咲が美しい中大輪咲きの品種です。
ミルキーピンクでとっても優しい雰囲気ですね。ダマスクにミルラの強香で、まるで香水のような芳醇な香りです。開いていく過程を見るのがとっても楽しいバラですね。
両方とも、なかなかお花屋さんに出回ることの少ない品種です。
バラがお好きな方、ご自分へのプレゼントにいかがでしょうか?
両品種とも6/21(土)、6/23(木)、6/25(土)のお届け日限定商品になっており、ご用意できる数量もごくわずかです。ぜひ、お早めにお求めください。
by よいはなフラワーデザイナー Nao