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母の日が過ぎると、花市場は途端に夏の装いになります。
夏のお花と言えば? そう、『ヒマワリ』ですね♪
ヤマキ花卉園さんのヒマワリ
ヒマワリ畑に行くと、数えきれないほどのお花が全部同じように太陽の方を向いて、咲き揃っているのを見ることができます。
太陽の動きにつれて、その方向を追うように花が回ることから、そのまま「ヒマワリ」という和名が付いたそうです。
太陽のように明るく、飾っておくだけで元気をもらえるヒマワリですが、みなさんがお花屋さんでヒマワリを購入される際には、どのように選ばれていらっしゃるでしょうか?
良いヒマワリとは?
お花の生産者さんは、試行錯誤をしながらそれぞれにこだわりを持って栽培されていらっしゃいます。
そのため、同じ品種であっても仕上がりに違いが出るのですが、もともとシンプルな形をしているヒマワリには、その違いが特に顕著に表れます。
今回よいはなでご紹介する千葉県のヤマキ花卉園さんのヒマワリの特徴は、なんといってもお花がしっかり上を向いているところです!
ヒマワリ イエロー系 ヤマキ花卉園
ヒマワリはどっち向き?
お花屋さんで見かけるヒマワリには、真横や下向きに咲いているものも多いですよね。
私たちフローリストは、あまりにもヒマワリのお花がカクンと下を向いていると、ふんわりとしたラウンド型のアレンジやブーケに入れる際に苦労しますし、元気が無いように見えてしまうこともあります。
しかしヤマキ花卉園さんのヒマワリは、いつもしっかり上を向いているので、一本で活ける時も何十本と束ねる時も、とっても扱いやすいのです!
どのように育てたら、このように素直に真っ直ぐ咲いてくれるのでしょうか・・・?
実は、お花の首が曲がって咲いてしまうのは、育てる際に与える肥料が多い場合に起こる現象なのだそうです。
肥料が多すぎると花もちも悪いヒマワリになってしまうため、ヤマキさんではそれを避けるために、極力肥料を減らしているのだそうですよ。
また肥料が少ないほど、芯の部分に比べて花びらが長く成長するそうで、それもヤマキさんのこだわりの一つ。
そのほかにも、肥料を使い過ぎていない、良いヒマワリを選ぶマニアックなポイントを教えてくださったので、ヒマワリの各商品ページの動画でご紹介しています。
ヒマワリが大好きみなさまは、ぜひご覧になってくださいね♪
今回はこのヤマキ花卉園さんから、イエロー系の品種とオレンジ系の品種、そして珍しい「蕾ヒマワリ」もご紹介しています。
株式会社 ヤマキ花卉園 山田 桂さん (千葉県 館山市)
「つぼみヒマワリ」はその名の通り、まだつぼみの状態で摘花されたものです。
開花する前に手元に来るので、より長くお花を楽しめますし、お花が咲いていく過程を見ることができるという、大きな楽しみがありますね♪
もちろん、お客様のもとに届いてからもしっかり咲き進むのは、丈夫なヒマワリである証拠です。
ヤマキ花卉園さん自慢のヒマワリを、ぜひお楽しみください♪
そのまま飾れるブーケ「tournesol トゥルヌソル」