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さて今回ご紹介するのは、ウィンターギフトのシクラメン第二弾、大栄花園さんのシクラメン「CCYT」です!!
「CCYT」とは・・・?と不思議に思われる方が多いでしょう。
これは「Cyclamen Creator Yasuhiro Takahashi」の頭文字をとったもので、高橋康弘さんは千葉県にある大栄花園さんの代表取締役である、実力派の育成家さんです。
現在まで品評会で数々の賞を受賞してきた高橋康弘さんが、シクラメンで「ブルー」を極めるべくサントリーフラワーズとコラボレーションしたのが、2017年に登場したブランド「CCYT」なのです。
アルコール飲料でよく知られる日本企業サントリーが、長年青い花の育成技術の開発に取り組んでいるのはご存じの方も多いのでしょう。カーネーション「ムーンダスト」は、特によく知られているように思います。
世界中の28万の被子植物のうち、青い花をつけるものはたったの10%以下しかないそうです。空は青いですし、海だって青いのに、何故か大多数の植物や動物は青い色素を作れないのです。本当に不思議ですよね・・・・。
そんな中で、「まだ誰も見たことのないシクラメンで、世界を驚かせたい。」と青いシクラメンの育成に情熱を注いでいらっしゃる高橋さん。
新しい品種のシクラメンが世の中に出るまでには、10年もの間交配作業が繰り返されるのだそうです。そして、100の種をまいて100同じ花が咲いて初めて生産できるのです。
高橋康弘さんブルーのシクラメンをご覧になったことがあるでしょうか?
店頭にたくさんのシクラメンが並んでいても、ブルーシクラメンはひときわ強い存在感を放っています。気品のあるシャープな色とすっきりとした形の花弁、そして肉厚で整った葉。とても美しく、見とれてしまうほどです。
シクラメン第一弾のブログでもご紹介しましたが、シクラメン生産には「葉組み」と呼ばれる工程が欠かせません。
これは花芽が充分に日光を受けられるように、重なった葉を手作業で整理して株の形を整えることなのですが、通常は開花までに2,3回実施されています。大栄花園さんでは、より多くの回数を行うことで、長く、多くの花が咲くように調整されているそうです。
上手に管理が出来れば、5月に入る頃までお花を咲かせることができるのも嬉しいですね。
今回よいはなでは、この「CCYT」のラインナップから「胡蝶」「江戸の青」「月下」の3品種をお届けいたします!
ちなみに、よいはなスタッフの私の個人的なお気に入りは、「月下」です♪
高貴さをまとった深い青と、まさに月明かりに灯されたようなシルバーがかったマットな質感の葉とのコントラストが、高級感に溢れていて魅力的です。
こんな美しいシクラメンが自宅にあったら、夜にお酒を飲みながらじっくり観賞したくなってしまいます・・・・。
皆さんお気に入りは、どのシクラメンですか?大切な方へのギフトとしてはもちろん、ご自宅用としても是非、お手に取って楽しんでくださいね!