いつもよいはなをご利用いただき、ありがとうございます。
今週の定期便のお花はスイートピー!ということで、お手元でお花の香りをお楽しみいただいていることと思います。
300年も前からイギリスを中心に栽培され、その愛らしい花びらと甘い香りで人々を魅了してきたスイートピー。
19世紀の初頭まではわずか5色しか存在しなかったそうですが、今はほんとうにたくさんの色のスイートピーが出回っていますよね♪
この時期のアレンジメントやブーケには欠かせないお花です。
ところで皆さま、スイートピーの花びらは何枚あるかご存じでしょうか・・・?
ひらひらとしていてやわらかいので、枚数を訊かれると困ってしまう方がほとんどなのではないかと思います(;’∀’)
実はこのスイートピー、大きな「旗弁(きべん)」が一枚、そして同じ大きさの「翼弁(よくべん)」が2枚、そして鳥のくちばしのような「竜骨弁(りゅうこつべん)」が1枚と、全部で4枚あります。
この機会に是非、一輪解体して観察してみてはいかがでしょうか。
この1枚、2枚、1枚という変わった花弁の組み合わせから、1月21日が「スイートピーの日」と制定されています。
これは、かなりマニアックですね!(笑)
知っていたら、お花好きのお友達に自慢できるかも?!
ちょうど今の時期は、切り花のスイートピーの出荷が最盛期を迎えていますので、そういった意味でもぴったりの記念日です。
今回はこのスイートピーに、同じく春の花マーガレットを合わせてとびきり春らしいコーディネートになっております。
そして合わせたグリーンは、豆の花。
スイートピーはマメ科のお花ですので、仲間ですね!
切り花でしかスイートピーをご覧になったことがない方は、スイートピーがマメ科ということに驚かれるかもしれません。
でも、スイートピーを鉢物で育てると、エンドウ豆のような実をつけることがあるんですよ。
そもそもスイートピーとは、香りが良いということを意味する「スイート」と、
マメ科の植物を表す「ピー」を組み合わせて名づけられているのです♪
ですから、スイートピーと豆の花の緑は、一緒にあしらってあげるととっても相性が良いのですね。
というわけで、今回のお花たちはこちら。
スイートピー グレース(愛知県田原市・愛知みなみ農協)
スイートピー ファーストレディー(愛知県田原市・愛知みなみ農協)
スイートピー ミスティーオレンジ(大分県豊後高田市・北部豊後高田)
豆の花 (静岡県下田市・伊豆太陽)
在来マーガレット(香川県観音寺市・三井豊営農センター)
スイートピーは、繊細なお花です。下から順に開花していきますので、飾っているうちに先に咲いていたお花がしおれてきたら、茎を抑えながら花を優しく下に向かって引っ張ってあげると、取り除くことが出来ます。
またスイートピーを活ける花瓶のお水は、少な目にするのがポイントです。花瓶の半分よりも少ないくらいがちょうど良いです。
また、エアコンの風が当たる場所や、暖かすぎるお部屋に置くと花もちが悪くなりますので、ご注意くださいね。
皆様のご自宅でのコーディネート、Instagramでも投稿お待ちしております♪
#よいはな #yoihana @yoihana_flower
そして次回の定期便は …「クリスマスローズ」をテーマにお届けいたします。
お楽しみに♪