7月25日発送の定期便テーマ「手軽にランの花を楽しもう」

いつもよいはなをご利用いただき、ありがとうございます。

今週の定期便は、ランのお花をメインにお届けしております♪


「ラン」と聞くと、一般的にはちょっと敷居の高い、特別な時に買う高級なお花という印象がありますね。少しだけ自宅にお花を飾りたいなと思った時に、ランのお花が思い浮かぶ方はそう多くないかもしれません。

でも実は、値段もお手頃で小さい花瓶にも飾りやすい、可愛らしいランがたくさんあるのです!

まずご紹介するのは、デンファレです。今回はグリーンの爽やかな色をお届けしていますが、他にホワイトやピンク色などがあります。


<デンファレ レモングリーン>

デンファレは、タイ料理屋さんなどでお料理の上に乗っていることが多いですね。

原産地はオーストラリアなどで、日本で手に入るものはタイからの輸入が多いのですが、沖縄など国産のデンファレも流通しています。

それからモカラも、気軽に買い求めることが出来るランのひとつです。

<モカラ ライラックブルー>

デンファレとお花の大きさが同じくらいで、お花の形もちょっと似ていますね。モカラの原産地はどこでしょうか・・・・・?

なんと、モカラには原産地がありません!

それもそのはず、モカラは3種類のランを交配して作られた、人工的に育種されたランなのです。 切り花用に作り出されたランのため、鉢ものとしてはまず見かけることがありません。

デンファレはホワイトやグリーン色の品種が多いため、冠婚葬祭で幅広く利用されますが、ショッキングピンクやオレンジ、レッド、パープルなど色がカラフルなモカラは、特にトロピカルなアレンジメントなどに重宝されています。茎がしっかりしていて、花びらが肉厚なところが特徴です。

どちらのランも、お花の部分だけを短く切って水に浮かべるだけで、清涼感溢れるあしらいになりますね。

そして今回は、ちょっと変わった花びらの形をしているラン、オンシジウムもお届けしています。

<オンシジウム ハニーエンジェル>

オンシジウムの原産地は中南米で、原種はなんと400種類もあると言われています。

花の形がスカートを履いた女性の姿に見えることから、英語圏では「ダンシングレディオーキッド」と呼ばれているのですが、日本では「群雀蘭(ムレスズメラン)」と呼んでいます。

お国が変わると、こんなにも例え方が変わるのですね(笑)。みなさまは、女性と雀、どちらに見えますか・・・・・?

ランは暖かいところで育つお花ですので、暑い夏だからこそ積極的に楽しみたいですね。とはいえ、お水が濁ると花もちが悪くなってしまうので、お水はこまめに取り替えて清潔に保ってくださいね。

ということで、今週お届けしたお花はこちら。


・オンシジウム ハニーエンジェル  マレーシア

・デンファレ レモングリーン マレーシア

・モカラ ライラックブルー  タイ

・アンスリウム ブレビア 台湾

・枝物 サンキライ 飯田綾子さん 東京都伊豆大島

・葉物 コアラファン  オーストラリア


そして次回の定期便は・・・・「ハーブ」をテーマにお届けする予定です。

ぜひ、お楽しみに♪

by よいはなフラワーデザイナーNao



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