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今週のお花の定期便のテーマ
さて、今回お届けした定期便のテーマは、「秋の人気花コスモスを愛でる」です。
皆様、お楽しみいただいていますでしょうか・・・・・?
本日も、よいはなスタッフが元気にブログをお届けしてまいります♪
コスモスというと、秋桜(あきざくら)や大春車菊(おおはるしゃぎく)とも言うように、秋に咲くキク科のお花ですね。
コスモスが道端に咲いているのを見ると、その可愛らしい花姿に、
「今年も秋が来たんだなー♪」と、とても嬉しい気持ちになります。
私たちが目にする一般的なコスモスの他にも、
普通のコスモスよりも暑さに強くて早く出回るキバナコスモス、
また、名前の通りほのかに甘い香りのするチョコレートコスモスなども流通していますね。
花言葉は「調和」「謙虚」「美麗」。
群生が似合う花にぴったりの花言葉ですね!
実はコスモスは、意外にも明治のはじめごろに“渡来”した、りっぱな外来種です。
栽培が容易で、丈夫で手間がかからないため、明治の末には全国的に広まったようです。
原産地はメキシコで栄養分が少ない乾燥した土地を好むため、私の家でも毎年、放っておいてもお庭にたくさんの花を咲かせてくれます。
ところで、コスモス(cosmos)の名前の由来についてご存じでしょうか?
「コスモス」というと真っ先に花を思い浮かべますが、不思議なことに、宇宙を表す際にもギリシャ語の「コスモス」という言葉を使います。
花と宇宙。一見、繋がりはなさそうですね。
「コスモス」は、「秩序」「美しい」「調和」などを意味します。
宇宙を、統一された調和のとれたシステムととらえるときに、「コスモス」という使い方をします。
対義語が「カオス(混沌)」であることを考えると、少しわかりやすいでしょうか。
哲学を学ばれたことがある方は、ピンと来られると思います。
「スペース」などとは違い、「コスモス」という呼び方には、思想的・哲学的なニュアンスが含まれるんですね。
その昔、メキシコにいたヨーロッパ出身の聖職者が、花びらが整然とバランスよく並んで咲く様子を見て、まるで宇宙のようだと、コスモス(cosmos)と名付けたと言われているそうです。
親しみやすく愛らしい花姿に「宇宙」を感じていたなんて、なんだかとてもロマンティックな感じがしませんか・・・・?
意外にも、とても知的な名前だったんですね!
ちなみに、宇宙を指す言葉として初めて「コスモス」という語を用いたのが、古代ギリシャの哲学者ピタゴラスといわれているのだそうですよ。
今週のお花の定期便の内容
・・・・さて、今回はこのコスモスをメインに、優しくて暖かい雰囲気をお楽しみいただけるよう、
全体にふんわりとしたお色味や素材でまとめさせていただきました。
写真:
上段 左から
コスモス〈ピコティ・ベルサイユ・レッドベルサイユ〉
下段 左から
ヒペリカム パニカム
何とも言えない淡いピンク色が素敵なスターチスや、ぷっくりした実がお菓子のようなヒペリカム、ふんわりと風にそよぐパニカムなど、よいはなスタッフが厳選したコーディネートになっております。
とても優しい雰囲気になっていますので、お部屋のお気に入りコーナーに、アンティーク風のバスケットやファブリックを合わせてコーディネートしても、とても素敵ですね♪
皆様のご自宅でのコーディネート、Instagramでも投稿お待ちしております♪
#よいはな #yoihana @yoihana_flower
お花を飾ったあとも楽しむ
ちなみに、スターチスはドライフラワーにも出来ますので、
しばらくお水に入れてお楽しみいただいた後は、ナチュラルなラフィアなどで縛って吊り下げて1週間ほど乾燥させてみて下さい。
インテリア小物の一つとして、また違った楽しみ方も出来ますよ。
次回の定期便
次回、9月21日(火)到着分は「秋の十五夜」をテーマにお届けする予定です。
是非、楽しみに待っていてくださいね!!
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