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今週お届けの定期便のテーマは、「秋の十五夜」です。
十五夜は、別名「中秋の名月」とも呼ばれ、
月の満ち欠けを基準にしていた旧暦の8月15日(十五夜)にあたる日に、
1年で最も美しいとされている満月を鑑賞しながら、秋の収穫に感謝をする行事です。
2021年の十五夜は9月21日(火)です。
古来より、日本人には月を愛でる習慣があったそうなのですが、
十五夜のお月見が広まったのは平安時代で、中国から伝わったのだそうです。
当時は貴族だけが楽しめる行事で、船の上で酒を飲みながら、詩歌や管弦を楽しんでいたのですが、江戸時代に入ってからは、庶民が収穫を祝い感謝する意味合いが強くなっていったようです。
十五夜で飾られるお花といえば、まずはススキを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
秋の七草の一つでもあるススキには、悪霊や災いなどから収穫物を守り、
翌年の豊作を願う意味が込められています。
そして、鋭い切り口を持つススキは魔除けとしても使われていて、
今も軒先に吊るしたり、田んぼに立てておく習慣が残っていますね。
このススキと共に、秋の植物を一緒に飾ることが多いのですが、
今ではお団子やお月様をイメージした白や黄色のお花をアレンジしているお花屋さんが
ほとんどだと思います。
よいはなでは今回、少し大人でしっとりとした十五夜のお花をご用意させていただきました。
▼よいはな定期便のお花 個別紹介
上段左から
ススキをメインに、淡いピンク色が上品なリンドウ、
秋の風情を感じさせるワレモコウやシュウメイギク、
そしてこちらも秋の七草であり、万葉の時代から親しまれてきたフジバカマを合わせました。
全体的に品の良い優しいコーディネートで仕上げていますので、様々なお部屋のテイストに合わせやすくなっております。
読書の秋、そして食欲の秋に、ご自宅で季節を感じながら楽しんで頂けたら嬉しいです。
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