4月10日発送の定期便テーマ「みどり月間」
いつもよいはなをご利用いただきありがとうございます。
ソメイヨシノが終わり葉桜のグリーンが濃くなってくると、新緑の季節ですね。
色とりどりの萌黄色の枝先を通り抜ける風がさわやかで気持ちのいい季節がやってきます。

樹々を眺めていますとみどりにも色々ありまして、
透明感があり瑞々しい黄緑色の若葉、
薄い柔らかい毛が新芽を包んでいると銀色に光ります。
足元にはくるくるしたツルを持つ植物や
黄色やピンクなど彩り豊かに小さい花も咲き始めて春爛漫ですね。

 


今週土曜日 4月15日から1ヶ月は「みどり月間」とされていて、
5月4日の「みどりの日」と同様に、みどりの大切さを知ってもらうために国が定めた期間となります。
「みどり」に関するイベントが各所で行われます。植物園、自然園や博物館などで、興味深いイベントがあるようですので、気になった方は調べてみてくださいね。

この「みどり月間」にちなみ、

いろいろなグリーンのお花を集めてみました。



今週のよいはなは、 『バラ ミントティ―』

 

宮城県名取市でバラの栽培をしている梶農園さんのミントティーを入れました。
芯はアイボリー、外に向かってグリーンが濃くなる品種です。
花は大きくありませんが、バラの中でも花もちは良い方で無香タイプです。


日々たくさんのバラを見ていますと不思議なのですが、長持ちするバラは香りのないものが多いように思います。相関関係があるのでしょうかね。
いつかバラの育種家さんにお会いするときに聞いてみたいです。



続いては目の覚める美しいグリーンの

トルコキキョウ アンバーダブルモヒートです。
アンバーダブルシリーズのつや感のある瑞々しいライトグリーンの品種です。花弁が固めで手触りもしっかり目です。このシリーズは、長持ちしやすい品種の一つです。

 

モヒートはラムベースにミントとライムを入れたカクテル。このさわやか色のトルコキキョウのイメージにピッタリ!

モヒートなんて、おしゃれで清涼感のある名前ですよね。




グリーンのお花にアクセントになるように、花芯の濃いグリーンがドットのよう。全体を引き締めに入れたのは、オーニソガラムサンデルシーです。


オーニソガラムサンデルシーは、白い花弁に緑の花芯が印象的ですね。
小さな花がたくさん咲く姿からは想像つきませんがユリの仲間で、ユリ科オーニソガラム属です。

小さな花が下から順番に咲いていきますので、
時間がたちますと、花と花の間の三角部のガク(鞘)が黄変してきます。


水替えの際には、終わった花と鞘を手で摘まみ取り、お手入れして飾り直すと、またきれいな状態で愛でていただけますよ。

次々に咲くタイプのお花には、途中で息切れしないように、切花栄養剤も入れてあげるとお花も次々咲いて、茎も傷みにくいです。




トルコキキョウ、アルストロメリア、バラ…と、

なんとも主張の強いお花をたくさん入れてしまったので、やさしい雰囲気としなやかさをタラスピとシレネ グリーンベルに託しました。

グリーンベルは、ちりんちりんと鳴る夏の風鈴のような花姿は可憐で、風そよぐ演出にピッタリです。和名も「風鈴花」というくらい、風情のある名前ですよね。

今年、某オークションサイトで黒地に大きくグリーンベルの花が描かれた羽織を見つけました。大胆な絵柄にカッコイイ!と驚くとともに、大正時代の着物とあり、現代の花と思い込んでいたので、こんな昔からグリーンベルはあったのかと驚かされました。


もう一つビックリしたことは…
グリーンベルとカーネーションは、なんと同じ仲間でナデシコ科。
花を比べてもちっとも同じ仲間に見えませんが、節があり対に葉が付くところが似ていますね。



いくつかお花をご紹介しました、今週の定期便はこちらです。
新緑とお花を愛でながら、軽やかな気持ちで春の息吹をお楽しみください。




・アルストロメリア グリ-ンワンダ- JA上伊那(長野県上伊那郡)
・トルコキキョウ アンバーダブルモヒート 仁藤農園(静岡県伊豆)
・バラ ミントティー 梶農園 (宮城県名取市)
・オーニソガラム サンデルシー (台湾)
・シレネ グリーンベル 椎名 園芸(千葉県旭市)
・ナズナ タラスピ F.U.Kagawa (香川県三木町)



みなさまのご自宅でのコーディネート、Instagramでの投稿お待ちしております♪

#よいはな  #yoihana @yoihana_flower





そして次回の定期便は・・・・「  ガーベラ  」をメインにお届けする予定です。

ぜひ、お楽しみに♪





blog ふたつぎ
phot by hachi

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