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今週はイースターにちなみ、パステルカラーのお花を中心にお送りしております♪
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イースターといえば、卵のイメージがある方が多いのではないでしょうか?
キリスト教圏の国では、キリストの誕生日を祝うクリスマスよりも大事なイベントで、十字架にかけられたキリストが3日後に復活したことを祝う意味があります。
イースターは「春分の日の後の、最初の満月の次の日曜日」ですので、2023年は4月9日です。
ちなみにイースターという名前の由来は、ゲルマン神話の春の女神「Estore」からきているという説があるそうですよ。
この時期にヨーロッパの街中を歩いていると、レストランから雑貨店、洋服屋などあらゆるお店のディスプレイがイースター一色になります。
かわいらしい鳥の巣に入った卵や小鳥、小さなうさぎのぬいぐるみ、そしてカラフルにペイントされた卵のオブジェが飾られていて、見ているだけでワクワクしてきます!
日本ではあまり馴染みのないイースターですが、今週はぜひ、少しでもその雰囲気を味わっていただけたらなと思います♪
まずご紹介するのは、水仙です。
<水仙 デルナショー>
日本でも古くから親しまれている水仙ですが、イースターのヨーロッパでも欠かせないお花です。特に黄色い水仙は、ドイツでは「イースターの鐘」と呼ばれ、イースターの象徴とされています。古くから絵画にもよく描かれる水仙は、早春に咲く花として、人々に愛されてきました。
お花屋さんの店先にはたくさんの水仙が並び、ラッパのようなお花が次々と咲いてとっても華やかになります。
そして次にご紹介するのは、春の名脇役であるラグラス バニーテルです。
<ラグラス バニーテール>
バニーテールはその名の通り、「ウサギのしっぽ」。
丸みのある穂が可愛らしい、イネ科の植物です。入荷した時は細くすぼまっていても、お水を吸わせて暖かいところに置いてあげると、ふわっと開いてくるのが何とも言えず可愛いですね♪
素朴でピュアな印象のあるラグラスは、イースターにもぴったり。小鳥や卵のオブジェの側に飾ってあげると、雰囲気が出て素敵なコーディネートになりますよ。
そしてラグラスにとても良く合う、野原をイメージさせるマーガレットも人気です。
<在来マーガレット>
どこか可憐な印象のあるマーガレットは、パステル系のお花ととっても相性の良いお花です。線の細い植物と合わせると、お互いの美しさが引き立ってとても上品なあしらいになります。
そして、マーガレットはとても長持ちするお花で、お水を清潔に保ってあげれば小さなつぼみもしっかり咲いてくれます。
ただ、春菊のように見える葉っぱは萎れやすいので、たくさん付いている場合は思い切って落としてしまうのがおススメですよ。
そしてポイントにお入れしたのが、この時期に旬を迎えるスイートピーのブルーフレグランスです。
<ブルーフレグランス>
一年草のスイートピーが旬の季節を終える頃に登場するのが、この宿根スイートピー「ブルーフレグランス」です。
葉やつるもついた状態で出回り、マメ科特有の丸みがあるつるりとした葉や、軽やかに動くつるが魅力のひとつです。
花に顔を近づけてみると、まるで白ワインのようなフルーティーな香りが漂います。とっても魅力的なお花ですね♪
一般的に、青色のお花は栽培が難しいとされているのですが、生産者さんが試行錯誤の後に、安定供給できる段階まで努力を重ねられたのが、このブルーフレグランス。
街中のお花屋さんではあまり見かけることが少ないので、ぜひみなさまにお楽しみいただけたらと思います。
ということで、今週はイースターにちなみ、パステル系のお花を中心とした可憐なお花たちのラインナップでお届けしました。素敵に飾っていただけたら嬉しいです。
・バラ アプリコットミホ JA掛川市 (静岡県掛川市)
・スイセン デルナショー 山田幾久 (群馬県六合村)
・ラグラス バニーテール 下川 正義 (福岡県)
・フリチラリア バイモユリ みなみ信州農協 (長野県飯田市)
・マーガレット 在来マグ JAふじ伊豆 (静岡県東部地区)
みなさまのご自宅でのコーディネート、Instagramでの投稿お待ちしております♪
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そして次回の定期便は・・・・「 みどり月間 グリーンの花 」をメインにお届けする予定です。
ぜひ、お楽しみに♪
blog Nao
phot by hachii