よいはなのギフトのコレクションに、ランキュラスの高級品種「ラックス」を使用したブーケが登場しました。
ラナンキュラスは知っていても、「ラックス」を知らない方は多いのではないでしょうか?
今回は、多くの人を驚かせ魅了し続ける「ラックス」をご紹介します。
「奇跡の花」ラックス
ラナンキュラスといえば、春を彩るガーデンには欠かせない花として、また切り花としてもたいへん人気のある花です。
しかし、従来のラナンキュラスは日本の高温多湿や寒さに弱く、夏には球根が痛んでしまうことが多いため、植えっぱなしにはしておけず、少々手間のかかる花というイメージがありました。
(こちらは一般的なラナンキュラス)
ところが、九州の宮崎で誕生した新シリーズ「ラックス」は、夏の高温多湿に耐え、そのまま冬も越してしまうという強さを持ち、病虫害の心配もほとんどいらないという、非常に画期的な品種です。
また「ラックス」は、一般的なラナンキュラスとは違い雄しべと雌しべが露出しており、花びらの枚数も少なく、その可憐な美しさは登場とともに多くの人の心を掴みました。
花弁には独特の光沢があり、その輝きから(ラナンキュラス+ワックス)という由来で名づけられました。
ピンクや渋いピンク、イエロー、レッドなど、カラーバリエーションも豊富で、品種名はすべて、ギリシャ神話に登場する名称になっています。
輝かしい授賞歴を持つ「ラックス」
ラックスシリーズは登場以来、2012年に開催されたオランダのフロリアードにて3席を受賞する他、これまでに数々の賞を受賞してきました。
「一度庭に植えたら、その感動を語らずにはいられない」といわれるラックスは、切り花業界においても大人気です。
しかしたいへん高価な品種のため、街なかのお花屋さんではなかなか扱われることが少ないのが現状です。
切り花のラックスの管理について
その繊細な姿から、一見花もちが悪そうに見えますが、エアコンの風が当たらない比較的涼しいお部屋に飾っていただくことで、とても長持ちするお花です。
花弁の独特の光沢は、太陽が差し込む昼間と夜のライトの下では違った見え方をしますので、様々な顔を楽しみたいですね。
またラックスは、開花している花が散ってしまっても、次のつぼみがしっかりと開いてくれます。お水を清潔に保ち、最後まで咲かせてあげましょう。
よいはなでは、そんなラックスをぜひご自宅やギフトでお楽しみいただきたいと、ブーケにしました。
大切な人へ、そしていつも頑張っている自分へのプレゼントに、ぜひご利用ください。