暦の上では秋を迎え、少しずつ季節の変化を感じるこの頃ですが、
皆様いかがお過ごしですか?
本日は、よいはなの商品ラインナップから、バラをいくつか紹介させていただきたいと思います♪
猛暑を過ぎて涼しい日が続くようになると、一番に飾りたくなるのは、やはりバラでしょうか?
お庭でも5月や10月頃に見ごろを迎えますが、生花店などでもバラの取り扱いが増えるように思います。
「青以外はすべての色が揃う」と言われるバラ。
日本の市場に出回る切り花だけで約600種類にもなりますが、ひとくちにバラといっても、1輪ずつ花がつくスタンダードタイプ、1本にいくつかの花がつくスプレータイプ、そして香りがいいバラ、特に日もちがいいバラなど、バラを選ぶときの切り口はさまざま。
一般的に香りが強いバラや、花びらが薄い繊細な印象のバラは花の持ちが短めなため、敬遠されてしまうこともあるのですが、反面そういったバラは特に美しく、エレガントで魅力的な品種が多かったりします。
一方で茎が太くて花びらが厚く、香りが弱いタイプのバラは、スタイリッシュな雰囲気を出すことができて花の持ちも長い傾向にあります。
よいはなでは、今後より様々な視点からバラの良さを皆様にお伝えできるようなラインナップにしていきたいと考えています。
さて、まだ暑さの残っているこの時期は、やはり花持ち重視でバラを選びたい・・・とお考えの方が多いのではないかと思います。
そこで、初秋にぴったりのスタッフおすすめ品種がこちら↓
「マンゴーリーバ」
どの品種も、ひとことでは言い表せないような絶妙な花の色合いと、花弁の巻き具合がたまらなく好きです♡
真夏でしたらさっぱりとした爽やかな色のバラを選ぶところですが、今の時期にはこういった少しこっくりとしたものや、渋みの加わった色味のチョイスがおすすめです。
バラは一本でも見栄えがするお花ですから、たとえば10本のうち一本は一輪挿しに活けて、キッチンやドレッサーなどにさりげなく飾っても楽しいですね。
お花が咲き終わりに近づいて頭が倒れてきたら、花びらを丁寧にガクからはがして、お水を張ったカップなどに浮かべて飾れば、最後までオシャレに楽しむことができますよ。
ちなみに私は、バラの花びらを張ったお水にほんの一滴、アロマオイルを垂らしてリフレッシュするのがお気に入りです♪
【バラを長く楽しんで頂くために】
お花の水分は葉から蒸散します。そのため、葉がついている分だけエネルギーを消耗していることになります。
長く楽しむためには、水に浸かる部分の葉や、活けた時のデザインに不要な葉は取り除きましょう。
花器の水に葉が浸かっていると、バクテリアが発生し水の汚れの原因にもなります。
葉は、優しくつまんで下に向けて引くと、ハサミを使わなくても簡単に取ることができます。
バラに元気がなかったら、「湯あげ」をしてみてください。
バラは茎の先だけ出して、全体を新聞紙で巻いて保護しておきます。
切り口の部分だけ60℃以上の湯に20~30秒ほど浸し、茎の道管をふさぎ空気を追い出します。
湯あげのあとは、直ぐにたっぷり水を張った花瓶など入れ、新聞紙に巻いたまま1時間ほど置いておきます。
お花がピン!と元気になったら「湯あげ」完了です。
よいはながご紹介するバラ、楽しんで頂けたら嬉しいです!!