優しい触感が秋らしい、紫陽花 "アナベル" の魅力


いつもよいはなをご利用しただき、ありがとうございます。

本日は、新しくアップされた「グリーンアナベル」のご紹介です。




~アナベルの魅力~


鉢物としても大変人気のあるアナベルは、ユキノシタ科アジサイ属の植物です。

アナベルもアジサイの仲間ではあるのですが、北アメリカ東部原産のアメリカノリノキ(ワイルドハイドランジア)を原種に、園芸用に品種改良されたものになります。


毎年6月~7月になると、真っ白い手毬状の大きな花序を幾つも付けている様子が見られますが、アナベルがお庭にあると清潔感や爽やかさを演出することが出来ますね。

アナベルは日本のアジサイに比べると枝が細く、装飾花と呼ばれるガクの部分も小さいため、アジサイに比べ繊細でやわらかい印象が人気の秘密でしょうか。


また咲きはじめは真っ白で、次にグリーン、そして乾燥し立ち枯れて茶へとゆっくり変化していくのもアナベル栽培の大きな楽しみです。



~アナベルを飾ろう~


今回ご紹介するグリーンアナベルは、白からグリーンに変化し、扱いやすい乾燥しかかった状態のものになります。

アナベルは、一本でもとても見ごたえのあるお花です。

シンプルな花瓶や、とっておきの一輪挿し、ナチュラル素材のバスケットやブリキのポットなどに、無造作にポンと活けてあげるだけでとても絵になります。

カサカサとしたアナベルの質感は、風を感じるような心地よい空間を演出してくれますよ。


アナベルの花言葉は、「ひたむきな愛」「辛抱強い愛情」です。

アジサイの花言葉は、花の色が大きく変化することから「移り気」「浮気」「高慢」など、あまりよい意味を持たないのですが、一方、アナベルはその真っ白な花が純粋さなイメージと重なり「ひたむきな愛」という花言葉が付けられています。


ずっと飾っておきたくなるような、とても素敵な花言葉ですね。

~アナベルをドライフラワーにして楽しもう~


アナベルといえば、スワッグやリースなどにしてドライフラワー素材としても楽しむことが出来ます。

スワッグにされる場合は、日の当たらない風通しの良い場所で下向きに吊るして乾燥してから組んでいただくと、形が崩れずに美しいスワッグを仕上げることができます。


リースにされる場合は、しばらく切り花として楽しんだ後、一旦小さな房に切り分けて分けて乾燥材を入れた箱で保管しておくと、綺麗なドライフラワーになります。

ひと房ずつ、リースの土台にグルーガンなどで接着していけば、ご自宅でもお気軽にリースを作っていただくこともできますよ。


リースは難しそう・・・・とお考えの方も、是非挑戦してみてくださいね。

秋の夜長に、様々な形でグリーンアナベルを楽しんでいただけたら、嬉しいです。

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