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今週はバレンタイン・ウィークということで、チューリップをメインに、とびきりラブリーなピンク系のコーディネートでお届けしております!
先週はサーモンピンク(コーラルピンク)をメインに、優しい空気感の大人な雰囲気でお届けいたしましたが、同じピンク系統でも、こんなに印象が変わるんですね♪
春のお花はバリエーションが豊富で、色をセレクトするのがとっても楽しい季節です。
日本においてのバレンタインデーというと、以前までは「女性が男性に想いを伝える日」とされていたのですが、最近は男女の区別なくお花やチョコを贈り合ったり、友人同士でプレゼント交換したりと、かなり多様化しているのを感じます。
自分への "マイチョコ" や "感謝チョコ" なんていう言葉も耳にしますね。
皆さんは、バレンタインに何か特別な思い出はありますか?
かくいう私は、高校時代に2年連続で同じ男の子に告白した思い出があります。結果がどうだったかは・・・・・ナイショです(笑)
バレンタインと聞いて思い浮かべる色は、やはりピンクや赤、ですよね。
ピンクは、女性らしい愛情や優しさを表す色と言われています。一方の赤は積極性を印象付ける色なので、「片思いの相手に振り向いてほしい!」とアプローチする時にぴったりですね。
今回は皆様に「キュートなピンクでほんわか幸せな気分に浸ってほしい!!」という想いから、あえて赤は入れずにコーディネートしてみました。
お花の種類はチューリップをいくつかミックスしておりますが、ひとくちにピンクのチューリップといっても、たくさんの品種があります。
八重咲きのマリアージュ、フリンジ咲きのベルソング、クラウン咲きのクラウンオブダイナスティなどの中から3品種お送りしておりますが、どれもとっても可愛いですね♪
チューリップは開花していく過程も面白いお花ですから、それぞれの違いをじっくりお楽しみいただけたらと思います。
そしてこの時期に一番美しいお花、シレネ・サクラコマチも一緒に添えました。
サクラコマチの花言葉は、「青春の愛」そして「未練」。バレンタインにぴったりですね(笑)
ちなみに和名は「ムシトリナデシコ」、英名でも「Garden catchfly」と呼び、ともに「虫を捕る」という意味の名前が付いています。
<シレネ サクラコマチ>
桜のように可憐なお花なのに、実は食虫植物・・・・・?!ではありません。
サクラコマチの茎を触ってみると、ちょっとだけべとっとした感触があるのですが、これによって虫を捕らえるイメージが付いたからなのだそうですよ。
実際に、蜜を取っても受粉してくれないアリがよじ登ってくることがないように、そういった仕組みになっているそうで、植物というのは本当に奥深いですね。
咲き終わった花がらを丁寧に摘んであげると、つぼみがどんどん咲いてくれますよ。
今回はこの他にも、ハッピーなイメージを引き立てる名脇役として、女性的で可憐なレースフラワーやスカビオサもセレクトしています。
チューリップの自由自在な動きに合わせて、軽やかに花活けをお楽しみください。
ちなみにこちらは要注意!
ピンクは味覚的な甘さを刺激する色なので、なんとダイエットには不向きなのだそうです。
まさに現在ダイエット中の私は、キッチンやダイニングを避けて、ベッドサイドに飾ろうと思います(笑)。
いい夢が見られそうですね。
というわけで、今週のお花はこちら。
チューリップ ベルソング (センティア・富山県礪波市)
チューリップ マリアージュ (越後中央農協・新潟県新潟市)
チューリップ クラウンオブダイナスティ (越後中央農協・新潟県新潟市)
レースフラワー ホワイトレースフラワー 青木園芸(千葉県南房総市)
スカビオサ テライチゴミルク (フラワーガーデン寺尾・長崎県雲仙市)
シレネ サクラコマチ (津嶋園芸・千葉県南房総市)
皆様のご自宅でのコーディネート、Instagramでも投稿お待ちしております♪
#よいはな #yoihana @yoihana_flower
そして次回の定期便は、「ブルーマニア!」でお届けする予定です。
引き続き、お楽しみに
By よいはなフラワーデザイナー Nao