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今回は、暑い夏にも室内を爽やかにしてくれる、観葉植物のご紹介です♪
<エピプレムヌム・ドラゴンテイル>
夏の暑い日に山を歩くと、森林浴がとっても気持ちが良いように、お部屋の中も少しでも居心地よくしたいですよね♪
キッチンにリビングに・・・・・ほんのちょっとグリーンをプラスするだけで、夏の暮らしがワンラックアップするかもしれません。
今回は、よいはなでご紹介しているインテリアグリーンをご紹介させていただきます。
育ち方にビックリ?!な着生植物
<ディスキディア ヌンムラリア・バリエガータ>
肉厚で立体的な葉が魅力のディスキディア。
つぶつぶがとても可愛い植物ですね♪ 下に垂れ下がって育つ姿が独特で、ハンギンググリーンとして近年人気が高まっています。
ディスキディアは本来は樹木などに着生して生長する植物なのですが、こういった釣り鉢で育てると、葉の重みで下に垂れ下がるように伸びていきます。
“着生” とは土に根を下ろさず、他の木の上や岩盤などに根を張って生活することです。
お祝いなどでいただくコチョウランの鉢の中の見てみると、土が入っておらず、白い水苔やバークという木のチップに根っこが絡みついているのがわかると思います。ランも、ディスキディアと同じ着生植物です。
着生植物は寄生植物と間違えられることが多いのですが、くっついている木から栄養を吸収しているわけではないので、実は全く違うものです。
はるか昔、こういった植物が誕生した時にはすでに地球上は植物で溢れていて、地面は競争率が高かったそう。そのため、地表から離れて上へ上へと住処を移していったのです。高いところにいれば、虫や動物などからも身を守れますね。
しかし水を得るためには、木をつたう雨水と霧に頼るしかないため、湿度の高いジャングルの大木などに張り付いて生きているものが多いのです。
このように厳しい環境で育つ植物のため、「乾燥に強いこと」と「根付く強さ」が、土に植わっている地生植物との大きな違いです。
ご自宅で育てる際も、お水をあげすぎないことと、適度に霧吹きをしてあげること、そして少しスパルタ気味に?!育てることがポイントになります。
ディスキディアもよく見てみると、根っこがたくさん出ているのがわかります。
これは、張り付く場所を探しているのですね。
<ディズキディア・ヌンムラリア>
着生植物を育てたことが無いという方は、ぜひ挑戦してみてくださいね!
今回ご用意しているなかでは、 ディスキアスの他にリプサリス、ビカクシダも着生植物です。土に植えられているものも、お水はあげ過ぎないようにご注意くださいね。
今回は着生植物の他に、土で育てる地生植物もご用意しています。
ちょっと珍しいエピプレムヌム・ドラゴンテイルやクルシア・ロゼア、そして定番人気のガジュマルなど、ご家庭で気軽に育てられるサイズでご用意しております。
<クルシア・ロゼア>
地生植物はある程度お水が必要になりますが、かといって毎日お水をあげてしまうと土の中が呼吸できなくなって酸欠状態になり、根腐れを起こしていまいます。それはどの観葉植物でも同じです。
可愛がり過ぎず、「乾いてからたっぷり」のサイクルを意識して、育ててあげてくださいね。
お気に入りのグリーンを飾って、少しでも快適に夏を過ごしてくださったら嬉しいです♪
by よいはなフラワーデザイナー Nao