３月１４日はホワイトデー
ホワイトデーは、バレンタインデーのお返しをする日です。
バレンタインデーは欧米発祥で、恋人同士でプレゼントを贈りあったり、男性が女性にバラをプレゼントするのですが、日本においては「女性が男性にチョコレートを贈る」イベントとして定着しました。
一方のホワイトデーは日本発祥のイベントで、実は欧米にはありません。
日本には「香典返し」や「内祝い」など、何かを頂いたらお返しをするという文化が根付いているため、チョコレートを貰った男性が「お返しをする」機会が必要だと考えたのも、自然なことかもしれませんね。
ホワイトデーのお返しにはフラワーギフトを
バレンタインデーに女性からプレゼントをもらった男性の中には、何をお返しすればよいかわからないとお悩みの方も多いのではないでしょうか？
定番はやはり、クッキーやマカロンといったお菓子ですが、恋人や奥様にはもうちょっと特別なものを渡したいですよね？
とはいっても、アクセサリーなど身に着けるものは流行や好みがあるので、使ってもらえるか心配・・・・・・。
そんな時におすすめしたいのが、季節のお花を束ねたブーケです。
もしも贈る相手がお花好きで、日常的に自分でお花を買い自宅に飾っているような女性であっても、大切な人が自分のためにお花を選んでくれたという喜びは格別なものです。
特に３月頃のお花屋さんはすでに春のお花で溢れ、種類も豊富に揃っています。
どんなお花を選んでいいか迷っても、店員さんおすすめのお花を選んでもらえば、きっと素敵な花束が仕上がりますよ。
今回はフローリスト目線で、ホワイトデーの花束選びにおすすめのお花をいくつかご紹介したいと思います。
ホワイトデーにおすすめのお花
バレンタインデーにチョコレートなどお菓子を頂いたら、お返しもちょっとスイートでロマンチックなものを選びたいですね。そんな時におすすめなのが、ガーベラです。
ガーベラは、その愛らしさと色や咲き方のバリエーションの多さから、多くの女性に愛されています。花言葉は「希望」「前向き」とプレゼントにぴったりで、特にピンク色のガーベラには「感謝」という意味もあります。奥様に日ごろの感謝を込めて贈るのにも良いですね。
また、ホワイトデーの時期はちょうどガーベラが旬を迎え、生産量も増えています。品質の良さにもこだわるなら、ガーベラはおすすめですよ。
そして同じく良い時期を迎えているのが、色とりどりのバラです。
デリケートなお花であるバラは、夏は花びらにシミが出てしまったり、花が通常よりも小さくなることが多いのですが、春はどの品種もとっても元気！特に人気産地さんのバラは大人気です。
欧米ではバレンタインデーにバラを贈る国が多いように、バラは世界中で贈る花の定番になっていますが、もちろんホワイトデーにもおすすめです。
特に日本においては、バラの花言葉を気にされる方も多いので、贈る相手によって色をチョイスすると良いですね。ピンクは「感謝・恋の誓い」、赤は「愛情」、白は「純潔」、黄色は「友情」です。
そしてラナンキュラスは、女性に人気の春の花の代表です。
ラナンキュラス ラックス「アリアドネ」
ピンク・赤・白・黄色・オレンジなどカラーバリエーションも豊富で、贈り物に特におすすめなのが、最近注目を集めている高級品種「ラックス」シリーズです。花びらに光沢があり、ひらひらとした花びらはとても女性的で優しい印象があります。
見た目以上に長持ちするのも特徴で、つぼみまでしっかり咲いてくれるのも嬉しいポイント。お花が大好きで流行に敏感な女性には、特におすすめのお花ですよ。
またチューリップも、年齢問わず広く女性に愛されるお花です。
花瓶に活けた後も成長し、花びらの色が濃くなったり、茎が伸びて花びら大きく開いたりと様々な動きを見せてくれるのが、チューリップを飾る楽しみのひとつです。
チューリップは数えきれないほどの品種が流通しており、毎年新しい品種が登場します。
シックな色を染めたものもあり、昔に比べ格段にコーディネートの幅が広がりました。
しかし、女性が自宅用に購入するチューリップは、意外にも赤やピンク、白といったシンプルなものが多いのです。プレゼントとなるとちょっと変わったものが良いのかな？と思いがちですが、素朴な可愛らしいチューリップを選ぶのが正解？！かもしれませんね。
伝えたい想いを込めて贈ろう
大切な方へのホワイトデーのお返しには、想いを言葉にしてお花に添えれば、さらに幸せな気持ちになってもらえるはず。難しい言葉は要りません、「愛を込めて」「Happy White Day!!」「感謝を込めて」「ずっと一緒に」・・・それだけでもきっと、思わず笑みがこぼれますよ。
お花を選ぶ際は、相手の好きそうな色や、旬のお花を基準に選ぶのがおすすめです。
普段は照れてしまって言葉で伝えられなくても、相手を想う気持ちをお花に託して、素敵な一日を演出してみたはいかがでしょうか。