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今週の定期便は、9月14日の「コスモスの日」にちなみ、コスモスを数種類ミックスしてお届けしております♪
この時期になると、道端に咲くコスモスが目を引き、とっても心が和みますね。
コスモスが風に揺れる姿はなんとも言えず可愛らしく、秋の風情を感じさせます。
「コスモスの日」には、夫婦やカップルの間で愛を確かめ合うために、贈り物にコスモスを添えて渡すのだそうです。とってもロマンチックですね♪
コスモスは、メキシコ原産のキク科のお花です。花言葉は「乙女の恋心」「調和」「謙虚」など。
コスモス (cosmos) という花の由来は、ギリシャ語で「秩序」「調和」を意味する kosmos です。平たく、規則正しく咲き並ぶ花びらを見た古代ギリシャ人によって、コスモスと名付けられたのです。
また当時は、宇宙が『秩序によって調和が保たれている』という概念があったことから、哲学者のピタゴラスが宇宙を cosmos と呼んでいました。現在でも、英語では哲学的な意味で「宇宙」を cosmos と言います。
そんな奥深さを持つコスコスの花ですが、今回お届けしているように、一重咲のものや八重咲のものなど、切り花でもたくさんの種類が出回っています。
とっても細く繊細なお花ですので、扱いはなかなか難しいのですが、野花ですのであまり難しく考えず、シンプルに自然な感じで活けてあげると良いですね♪
そして、秋の草花と合わせるのに大活躍の植物が、パニカムです。
<パニカム>
コスモスのように繊細なお花には、雰囲気を壊さないように軽やかな植物をサブ花材として選んであげると good ですね。
パニカムはイネ科のお花で、穀物として栽培されているキビの仲間です。少し前にお届けした同じイネ科のスモークグラスと比べると、より細身で、細かい印象がありますね。
よく観察してみると、枝分かれした花序に小さな花穂がたくさん付いているのがわかります。
パニカムは秋の装飾に欠かせない素材として、この時期は市場にもたくさん並びます。
ハロウィンを来月に控えたこの時期は、赤やグリーンに染められたポップなパニカム多く出回り、アレンジがとっても楽しくなります。
そして、同じく秋の素材で大人気のセンニチコウもお届けしています。
センニチコウは、ドライフラワーとしても馴染みのあるお花ですね。
<センニチコウ>
熱帯アメリカ原産のため、炎天下でもめげずに生い茂り、次から次へと花を咲かせるセンニチコウ。
白やピンク、赤といった色がありますが、実はこの色づく部分は花びらではなく、苞葉(ほうよう)と呼ばれる葉が変化した部分です。
では花がどこにあるのかというと、苞葉の隙間にある、黄色の小さな部分です。
この花には、花びらが1枚と雄しべが5本、そして雌しべがあります。ものすごく小さいので、数えるのは大変です(;’∀’)
蝶々などは、この部分の蜜を吸いに来るのですね。
季節が進み、市場に出回るお花もガラッと変わりました。今後も季節感のあるラインナップでお届けいたしますので、お楽しみに!
というわけで、今週お届けしたお花はこちら。
・コスモス ピコティ 北空知連合会(北海道)
・コスモス ベルサイユ JA中野市(長野県中野市)
・コスモス ダブルクリック JAあがつま(群馬県吾妻郡)
みなさまのご自宅でのコーディネート、Instagramでの投稿お待ちしております♪
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そして次回の定期便は・・・・「 お彼岸 」をテーマにお届けする予定です。
ぜひ、お楽しみに♪
by よいはなフラワーデザイナーNao