5月29日発送の定期便『ローズの日・バラ ラロック』

5月はバラがきれいな月ですね。

東京ではバラのピークは過ぎましたが、ご近所のバラ屋敷巡りをしながら散歩するのがお気に入りで、花後のお手入れをしている姿を見かけるとバラへの愛を感じます。

5月最後の週になり、今週末はもう6月ですね。

6月2日は「ローズの日」。6と2の語呂合わせで「ローズ」と読めることから、2017年4月に制定された記念日で、「ありがとう」の気持ちを伝え合う愛と感謝の記念日「ローズの日」とされています。


語呂合わせで決まった記念日なので純粋な日本の記念日可と思いましたが、
ダマスクローズで有名なブルガリアの行事がもとになっています。
ブルガリアでは、6月初旬にバラの収穫を祝う盛大な感謝祭が開催され、バラの花で生計を立てている村人たちにとっては、自然の恵みに感謝して、周りの人々に感謝の気持ちを伝える贈り合う、大切な年間行事なのだそうです。

2011年、駐日ブルガリア大使によって6月2日は「ローズの日」と宣言され、大切な人にバラとともに「感謝を伝える日」になりました。



このローズの日にちなみ、バラを2種類ご紹介いたします。


今週のよいはなは『バラ ラロック』

 

 

 

 

◆バラ「ラロック」




バラ「ラロック」は、やぎバラ育種農園さんのオリジナル品種で、花びら全体がフリルで波打つ、バラのようにはみえない花形が特徴です。

やぎバラ育種農園のバラは、
・一輪で絵になるバラ
・綺麗に咲ききるバラ
・花持ちがよいバラ
・香りのよいバラ
・これまでにない色、形、花姿のバラ
を目指し、
初めて目にした人たちが驚きと感動を与えるような
”おもしろいバラ” ”会話が弾むようなバラ” 
そんなバラ作りを行っているそうです。
(やぎバラ育種農園HPより引用)

まさにその理念が形になったバラと言っても過言ではないですよね。
このラロック、バラの中では珍しい花で、市場に到着した時からこのように満開の状態です。
満開だとすぐに枯れてしまいそうで心配になりますよね。
大丈夫です、安心してください。
ラロックはそんなことないのですよ!

ラロックの最大の特徴「花もちの良さ」です。
季節や気温にもよりますが、水替え切り戻しをして切花栄養剤をつかうと、
色合いが変化しながらも1~2週間ほど楽しむことができます。

このくすんだ色が枯れてるみたいと敬遠される方もいらっしゃるかもしれませんが…。
これこそが長持ちの秘密ではないのかな。と秘かに思っております。

花弁が外側に反り返るタイプのバラのため梱包には注意を払っておりますが、外側の花弁は傷つきやすいです。

また、落ち着いた色合いのもの、明るいサーモンピンクのもの、めしべが葉のようになり花芯が緑のものそれがないもの、といったようにかなり個体差があります。

あらかじめご了承ください。



 

◆バラ「ティアモ」


「ティアモ」は、イタリア語の「Ti Amo」で恋人や夫婦等の大切な人へ「あなたを愛している」という意味の言葉だそうです。
そんな熱い想いのこもったバラは少し照れ臭いような気もしてしまいますが…。
ぜひ、大切な方への贈りものにしていただきたいバラの一つですね。

バラ「ティアモ」は、スプレータイプのサーモンオレンジのバラです。
スプレータイプではありますが、一輪が大きめでボリュームのあるお花で、花付きも良いので4~5輪付いている場合があります。
枝分かれが多いとお得に感じますが、そのままにすると水を吸い上げる力にエネルギーを消耗してしまい、早く萎れてしおれてしまいます。
数輪切り落として2~3輪程度に抑えると 水上がりがよくなります。
切り落とした短い花もちいさな花瓶やお皿などに飾って色々な形でお楽しみください。


 

◆フロックス「チェリーキャラメル」

 

ベージュにワインカラーのさし色がおしゃれなアンティークカラーのフロックスです。
フロックスと言えば白やピンクが多いですが、近年は花型が可愛らしいスターフロックスやこのチェリーキャラメルのようにアンティークな色調のもの増えて、魅力広がる草花の内の一つです。
ボリュームはありませんが、お気に入りの花をポイントに入れさせていただきました。



今週はこのほか2点の花材を入れてお届けいたしました。


◆今週の定期便

 


バラ ラロック やぎバラ育種農園(静岡県菊川市)
バラ ティアモ 前橋バラ組合 (群馬県前橋市)
HBスターチス きゃめる フラワースピリット (長野県松本市)
フロックス チェリーキャラメル 涼花園 (静岡県浜松市)
クレマチス キーウ タンザニア

 

 

【水揚げ方法】

水揚げ処理をしっかりしていただいてから飾ると植物がお水をしっかり吸い上げてイキイキしますので、お花の持ちも良くなります。
今週のお花の水揚げは以下のことに気を付けて水揚げ処理してくださいね。

バラ・HBスターチスは水切りしましょう。
フロックスは、湯揚げ処理をしてお届けしています。
元気な状態でお手元に届きましたら水切りをお願いします。水揚げが不十分な状態であれば再度湯上げをしてください。
クレマチスはたたき、もしくは縦割りが適しています。

また、どの花も下の方についている花や葉が水につかる部分は取り除いてください。飾る際は、切花栄養剤を入れると花もちが良くなり、ツボミも咲きやすくなります。

飾っているうちにお花が少し元気なくなってきたときには、再度水揚げ処理をしてみましょう。

余分な葉や枯れている部分や花柄を取り除きます。
思い切って全体の2/3~半分のサイズにカットし、紙に巻いて水切りして2~3時間深水に浸けます。
復活してくれるとそれだけで愛おしいですよね。小さめの花瓶に活け直して、最後まで楽しんでいただけたら幸いです。

特にラロックは、復活すると花弁もパリッと張りが出てお勧めです。ぜひお試しくださいね。

 


今週もお気に入りのお花は見つかりましたか。

みなさまの推しのお花、ご自宅でのコーディネート、よいはなオススメポイントなど、Instagramなどでの投稿お待ちしております♪

#よいはな  #yoihana @yoihana_flower





次回の定期便は…

「 スモークツリー 」をテーマに、ドライにできるお花を組み合わせてお届けする予定です。

ぜひ、お楽しみに♪





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photo hachi

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